と云いたくなるような内容だったな、暗黒館の殺人。
連載途中まで読んでいて余り…いや、全然面白くなかったから、単行本で出た時買う気にならなかったんだよね。
うーん、普通の厚さで一冊だったら読む読まないに拘らず買ってたかもしれないけど、途中まで読んじゃってたし~それに面白くなかったし~っていうのもあったからあの上下巻で3千円は出したくなかったのよ。
今まで綾辻さんの本は全部新刊で買ってたけど、今回は初めてブック○フで買いました。しかも下巻のみ(笑)
それで先週末読み終えた訳ですが、────何あれ。
あのオチは…推理小説としてどうなの?!あれじゃあ幻想小説(関口巽先生の分野ね)って云った方がいいんじゃない?読み終わって何か納得いかなかったぞ。
最後の含みある記述もね。「家人に医者がいる」とか「黒いフード付きの着衣の人物」とか。
それって《ダリアの祝福》を受けてた玄児(=忠教)が生きてるってことを暗示してるのかい?
じゃあ《祝福》を受けてない鬼丸がまだ生きてるのは何故なの?
こうなると、ますます推理小説からかけ離れていくと思うんだけど。
続編に関係あるならいいけど、ないのならあの記述は余計だった気がする。
大体、江南という苗字はそんなに普通にある苗字なのかねえ。
こういう名前を使ったこのトリックは活字じゃなきゃできないよねー。
だって本当は読み方が違うのに同じ人物じゃないのに、如何にも同一人物のように見せかけるのは活字しかできないもんねー。
この人はこの手のトリックが多過ぎ…。
僅か4日間の間の話なのにどうしてあそこまで長々と引っ張るんだろう。
終盤やたらに内面の声(解説)が多いのも嫌だった。
いや、新品で買わなくて本当よかったよ。買ってたらきっと後悔した。
京極さんの本はあの厚さ相応の内容で、登場人物もキャラがたっていて面白いからいいんだけど、綾辻さんの書くキャラは今いちなんだもん。それに相変わらず美形好きなんだね。
綾辻さんの奥さん(小野不由美)ってやたら「不老不死」に拘ったところがあるけど、ついに綾辻さんも感化されちゃったのかしら?
だとしたら夫婦揃って「不老不死」に執着してることになるね。この先の新しいお話もその傾向が増えそうだ。
夫婦だからしょうがないのかもしれないけど、文章も似てるなーって箇所が随所にあった。
んもー、すっごい興醒め。
綾辻さんの本、次新しいの出てももう買わないかも。
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