2008年11月13日(木)
 ■ 何故か巴里

長らく真っ白のままだったトップページ、復帰第一作は「巴里」ですわ。
なーんで巴里かって云うと、今頃になって“のだめカンタービレ”にハマッているからなのだ。
原作は読んだことなかったけど、ドラマ化されてたのは知ってた。その頃ちょうどヤフーなんかでも特集組んでたからチラッと見た記憶がある。千秋とかいう男が俺様な指揮者で……という行を読んで、俺様な指揮者って何だよ(笑)ってつっこんだ覚えもある。
でもドラマは見なかったし、その後アニメ化されたのも知らなかった。
それがたまたまCSで第一話をやってたのを見て──「んんッ!?」
だって作中で流れる音楽に聞き覚えあり。あれ? これも? 次のそれも? おかしいな、私そんなにクラシックの曲って知らないし……。何で聴くの聴くの聞き覚えがあるんだろう?
何故か不思議で家にあるCDひっくり返したら、のだめカンタービレで使われた曲を集めたCDがあったんだよ。これ、アニメのとか全然知らなくて買ってたんですな。そんなこともあって、面白くって見るようになって、旦那さん共々ハマッてしまったのよ。
クラシックにまったく興味がない旦那さんでものだめと千秋のやり取りとか、峰くんとか真澄ちゃんとか個性的なキャラ達が大ウケで、当然現在深夜に放送されている「巴里編」も一緒に見てます(*^ー^*)。
ええ、当然原作本も一気に全部読みましたよ、キャラ本なんかも買ってしまった(^^ゞ。
キャラクターで一番気に入っているのは武士・くろきんかな、今のところ。千秋もいいけど、どうしても俺様には思えない(笑)。旦那さん曰く、「俺様キャラと云ったら鷹村。これ最強」だって。まあ納得。
このコミック読んだら急にクラシックに興味が湧いてきたよ。もう一日一回はラフマニノフのピアコン聴いてるし。
ああ……そう云えばのだめ巴里編のオープニング、ラフマのピアコン二番の第三楽章に歌詞つけてゴスペラーズが歌ってんだよね。んー、微妙?

んまあ、そう云う訳でトップはしばらく巴里。

2006年12月20日(水)
 ■ 神田神保町の探偵のこと

もう発売から大分経つから書いちゃってもいいかな?
9月末に待望の京極堂シリーズが発売され、アマゾンでは先行予約しても発売日に届かないようだったので、発売当日書店に行って手に入れました。んで、その日の内に完読。
──そうきたか、邪魅の雫。
正直、推理小説としての「おおッ!!」という驚きはなかった。
読んでいていつものワクワク感がなかったのは否めない。
それは京極堂と榎木津の活躍シーンが少なかったからかもしれない。
本屋の方は事件終末に出てきて、いつものようにネタばらし(憑物落し)らしきことをしたけど、探偵はちっとも登場してこない。
やっと出てきたと思ったら、いつもの探偵じゃないし、拍子抜け。何か物足りなく感じたよ。
かなり早い段階で犯人の目星はついちゃったし、特殊な毒を使用した連続殺人のような非連続殺人のような……という粗筋もまあまあだった。
ただ、榎木津の過去の恋愛話が出たのはちょっと意外だったかな。
と云うか、30過ぎのオジサン(益田曰く)──眉目秀麗で家柄も立派な成年男性に恋愛経験が全く無いというのは不自然な気がしてたから(あの関口先生でさえ結婚しているのだし)、神保町の探偵にもそういう話があったことは別段不思議ではないのだが。
でも唐突だったから、驚いた人もかなりいたかもねえ。
予想はしていましたが、私が時折お邪魔する榎木津ファンの方のサイトでは、かなり管理人さんがパニクってましたね(^-^;;。
一気に熱が冷めたようなこと書いてあったな。

榎木津はあの特殊能力(体質?)があるから、やっぱり普通の恋愛って難しいのではないかと思う。
だって、意識して視えなくなるという代物ではなさそうだし、特に、いい雰囲気の時に視たくないものが視えてしまったら気持ちが萎えるということも充分考えられる。
だから私は、エノさんも過去が視えない女性となら恋愛できるんじゃないかなって勝手に想像しているのだ。
物語のラスト、榎木津が元カノに「僕は君が嫌いだ」と告げるシーンがありますが、それって彼の本心なのか? そもそも戦後も元カノの動向をずっと追っていた男が云うような台詞だろうか……まあ色んな意味に取れなくはないか。
──次作に期待。

2006年08月25日(金)
 ■ どうしたブルガリア

昨日に引き続き、WLネタで。
昨日のブログで「ライブスコア見るんだー」って息巻いてたけど、酒飲んだらすっかり忘れてグーグー寝ちゃったよ(笑)。
そこでさっき慌ててFIVBに飛んで行ったんだけど、ブラジルはイタリアを3-1で下して無事勝利。
はあ~、良かった。
ところで、ブルガリアがセルビアにも勝ってしまいました。
ミリュコビッチ……試合に出てないのかしら? チーム写真には写ってたけど。
それともブルガリアが強い過ぎるのかしら? 全く見当が付かないわ。
今日ブラジルはロシアと対戦します。ロシアは二戦二勝、絶対にブラジルに勝ってもらわねば!

2006年07月27日(木)
 ■ 切ないラブストーリー

仕事で忙しいっていうのに、先日本屋に行ったら少し前から気になっていた漫画家さんのコミックが売っていたので、迷わず買ってしまいました。
買った動機は超不純なんですけどね(^-^;;、ヒロインがカオルでその相手が超イケメンでアキラって名前だったから、どんなお話なのかと思って買ってみたのですよ。
読み終わった感想は──こんなのありですか!!っていうくらい衝撃を受けました。
ラスト、10年以上も思い続けた女性の記憶を消して、アキラはひとり異国へ旅立ってしまうという……。
読み終わって呆然。最後、ようやくカオルと想いが通じたというのに、カオルには家庭があったから彼女はやっぱりそれを捨てられなかった。思い出だけを抱えて生きていくというアキラに「それじゃあいけない、自分の記憶を全て消して幸せになって」とカオルは言い、アキラは彼女の言葉を受け入れて自己催眠で記憶を消した──。
アキラは催眠療法士なので、そんな凄いことができるらしいですけど。
現実には絶対有り得そうもないすごい(私的にはとんでもない)ストーリーでしたが、アキラがひたむきにカオルだけを想っている気持ちが伝わってきて、思わずジーンとしちゃいました。
どうして私ってばヒロイン側に感情移入しないで男の方に行っちゃうんだろう?(^^ゞ
全身全霊でカオルの事を想っていたアキラには幸せになってほしかったな。
どーもこういう展開は苦手です。やっぱりハッピーエンドがいいなあ。

2005年10月31日(月)
 ■ さよならアーヤ

と云いたくなるような内容だったな、暗黒館の殺人。
連載途中まで読んでいて余り…いや、全然面白くなかったから、単行本で出た時買う気にならなかったんだよね。
うーん、普通の厚さで一冊だったら読む読まないに拘らず買ってたかもしれないけど、途中まで読んじゃってたし~それに面白くなかったし~っていうのもあったからあの上下巻で3千円は出したくなかったのよ。
今まで綾辻さんの本は全部新刊で買ってたけど、今回は初めてブック○フで買いました。しかも下巻のみ(笑)
それで先週末読み終えた訳ですが、────何あれ。
あのオチは…推理小説としてどうなの?!あれじゃあ幻想小説(関口巽先生の分野ね)って云った方がいいんじゃない?読み終わって何か納得いかなかったぞ。
最後の含みある記述もね。「家人に医者がいる」とか「黒いフード付きの着衣の人物」とか。
それって《ダリアの祝福》を受けてた玄児(=忠教)が生きてるってことを暗示してるのかい?
じゃあ《祝福》を受けてない鬼丸がまだ生きてるのは何故なの?
こうなると、ますます推理小説からかけ離れていくと思うんだけど。
続編に関係あるならいいけど、ないのならあの記述は余計だった気がする。
大体、江南という苗字はそんなに普通にある苗字なのかねえ。
こういう名前を使ったこのトリックは活字じゃなきゃできないよねー。
だって本当は読み方が違うのに同じ人物じゃないのに、如何にも同一人物のように見せかけるのは活字しかできないもんねー。
この人はこの手のトリックが多過ぎ…。
僅か4日間の間の話なのにどうしてあそこまで長々と引っ張るんだろう。
終盤やたらに内面の声(解説)が多いのも嫌だった。
いや、新品で買わなくて本当よかったよ。買ってたらきっと後悔した。
京極さんの本はあの厚さ相応の内容で、登場人物もキャラがたっていて面白いからいいんだけど、綾辻さんの書くキャラは今いちなんだもん。それに相変わらず美形好きなんだね。
綾辻さんの奥さん(小野不由美)ってやたら「不老不死」に拘ったところがあるけど、ついに綾辻さんも感化されちゃったのかしら?
だとしたら夫婦揃って「不老不死」に執着してることになるね。この先の新しいお話もその傾向が増えそうだ。
夫婦だからしょうがないのかもしれないけど、文章も似てるなーって箇所が随所にあった。
んもー、すっごい興醒め。
綾辻さんの本、次新しいの出てももう買わないかも。

2005年05月26日(木)
 ■ 儚い種族

PAPUWAも7巻目に入りました。ようやく今日になって読みました。
136頁3コマめのシンタローの背中にしがみ付いているカゲロウに胸キュンセンサーが発動しました。

2005年03月31日(木)
 ■ 食わず嫌い

昔会社の後輩から「この人の本面白いよ」と貸してもらったのが島田荘司の御手洗潔シリーズの1冊だった。
最初に借りたタイトルはなんだったかもう憶えてないけれど、面白いと思って確か他にも何冊か借りた記憶がある。
その後、自分でも買い始めたから当然借りた本も購入しているはずなんだけど、やっぱりどれかよくわからない(^-^;;

島田荘司氏の執筆された本にはこの御手洗潔シリーズと、吉敷竹志シリーズがあるのだけど、吉敷シリーズの方はタイトルを見た瞬間に駄目!とずっと敬遠していたのだ。
「寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁」とか「出雲伝説7/8の殺人」…中を見もしないで、これは私の苦手な時刻表モノだわと勝手に判断してずっと読まずにいました。(ちなみに外国の小説も嫌い。カタカナ名を憶えきれないし、すぐ忘れてこの人誰だっけ?状態になるから)
ただ一冊だけ例外があって「飛鳥のガラスの靴」という本は、旅先で島田の新刊が出ている!と飛びついて買い、読んでみたら吉敷のものでガッカリした(笑)
シリーズものはその出自が描かれているものから読まないと登場人物の背景がわからん。買ったから読んだけど、よくわからないのでふーんって感じで、その後すぐ古本屋に売ってしまいました。
でもね、「龍臥亭事件」を読んだ時、最後にミチの正体が「加納通子」とあってアレ?と思ったんだよねえ。これって吉敷シリーズに出てきた吉敷刑事の別れた奥さんじゃないの?って。よく憶えてたなあ~自分。
そして、去年読んだ「龍臥亭幻想」に正真正銘吉敷竹志警部本人が登場して「ああ、これで二つのシリーズがリンクしたのねえ」と。
そんな訳で、俄かに吉敷シリーズにも興味が出て、先日都内に出かける際電車の中で読もうと「涙流れるままに」を買ったのでした。
筆者があとがきで「加納通子という女性の半生を書きたかった」と云っていた通り、この本は彼女の数奇に満ちた半生について書かれた本で、吉敷シリーズを読んでいる人には今まで謎めいた登場しかしていなかった「加納通子」のことがよーくわかって面白かったんじゃないかしらん。
私はそっちのシリーズを読んでいないから龍臥亭のサブストーリーとして読んだのだけど、十分に楽しめました。ちょっとエロな描写が多いのが玉に瑕だけど。

だけど…吉敷みたいな男っているのかしら?
確かに御手洗みたいな奇天烈で破天荒で、しかも実は頭が超良いという男は実際には存在し得ないって思うけど(笑)、吉敷はまた別の意味で現実世界にはこんな男はいないだろうって思っちゃいました。
別れた後も元奥さんをひたすら愛していて、彼女に降りかかった不幸の数々も全部ひっくるめてまだ愛していて…。
…女性側から見たらこんな寛大な男、いたらすごいって感じかな。
「龍臥亭幻想」で通子のことを「妻」と云っていたから、きっとその間の話も小説化されているんだろうな。ちょっと探してみようかなあ。